外傷性頚部症候群?頚椎捻挫?


 

むちうちって何? の中で、むちうち症は診断名や傷病名ではないというお話しをしましたが、稀に傷病名や診断名として記載されていることもあります。
 

「むちうち」とはあくまで受傷機転であり、「傷病名」とは疾患(病気)と外傷(ケガ)を総称した呼び名のことを言います。
 

では、一般的に言うむちうち損傷で首を痛めた場合、診断書に記載される傷病名はどのように書かれているのでしょうか。

それは実に多彩で、以下のような傷病名を見かけます。

● 頚椎捻挫
● 頚部捻挫
● 頚部挫傷
● 外傷性頚部症候群
● むち打ち症
● むちうち損傷
● 頚部むちうち損傷
● 頚部外傷性症候群
● 後頚部捻挫
● 頚椎捻挫後

● 外傷性頚椎椎間板ヘルニア
● 頚椎椎間板ヘルニア
● 頚椎ヘルニア
● 外傷性頚椎症
● 変形性頚椎症
● 頚椎症
● 頚椎神経根症
● 頚椎性神経根症

特に上から3つが大半を占めます。

首がムチのように前後にしなることによって首にダメージを受け、その結果、上記のような傷病を負ったという風に考えて頂ければ良いでしょう。
 

〝外傷性頚椎症〟などと言うのもありますが、頚椎症は外傷によって発生するものではありませんので、元々頚椎症所見はあったが症状は出ておらず、事故を契機に症状が出てきたという意味でしょう。

もしくは、医師のリップサービスです。
 

交通事故受傷で首が痛いと訴え、レントゲンを撮ったけど骨は何ともなかったという場合、特に傷病名の使い分けを医師が細かく考えているわけではなく、好みで使われている感じはあります。

上段はそんな感じですね。
 

ですから、同じ事故のケガで2つの病院に行っても、同じ傷病名になるとは限りません。
 

下段は、筋肉などの軟部組織の損傷だけに止まらず、椎間板や骨棘などによって、神経にも影響が出ている傷病名になります。

レントゲンを撮って何も異常がないと言われても、視点を変えれば異常はしっかりと写っている事が多いのです。

治療中からの準備が大事です!


 

 


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アチーブ行政書士事務所は平成16年3月、非常に珍しい交通事故専門の事務所としてスタートしました。
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