首ではなく腰の場合

ある統計によると、 交通事故で首を受傷する人は3人に1人 くらいの割合いとかなり多いそうで、そして首ほどではありませんが 腰を受傷する人も6人に1人 くらいと高い割合いだそうです。
この数値はどんなものなのかと思い、当事務所にご依頼頂いた方の受傷部位を調べてみると、確かに腰の受傷者は首の受傷者の約半数でした。

そこで、今までに頚椎捻挫や外傷性頚部症候群といった診断となる事の多い「むちうち」について話をしてきましたが、ここでは腰部のケガについて簡単ではありますが書いていきたいと思います。

交通事故で首を痛めると「むちうち」という言葉が出てきます。
むちうちについて詳しくはコチラをご覧ください。
むちうちって何?

では、腰の場合でも〝むちうち〟というものはあるのでしょうか?
それは、上記リンク先の「むちうちって何?」を読んで頂ければお分かりになると思いますが、身体の構造上、腰がむち打ち損傷することはありません

むちうちとはケガの名前ではなく、ケガをする原因や経緯、そのメカニズムの事でしたが、腰だと首がむちうち損傷するようなメカニズムによって受傷することはないのです。

首をむち打ち損傷した結果、頚椎捻挫等の傷病名が付きます。
しかし腰の場合、受傷の経緯は「むちうち」ではありませんが、腰、あるいは腰の周囲の部位に衝撃を受けることによって、腰を痛める事はよくあるのです。
首のケガの場合も、もちろん全てが「むちうち」の結果ではありません。

今まで、むちうち様の受傷形態を例に出し、後遺障害に認定されるのかどのような症状が出てくるのか治療方法と治療期間レントゲン所見椎間板ヘルニア後遺障害第14級第12級について書きましたが、腰の場合も全く同じではありませんが、基本的にはそこに書いてあることを腰に当てはめて考えて頂ければ良いと思います。

上記リンク先に書いていることで大きく違う点だけ簡単にですが書いておきます。

【症状】
首では手指のしびれがよくありますが、腰の場合は臀部や下肢に痺れが出てくることが多いです。
そして、頭痛や吐き気、耳鳴りや眩暈は腰部の受傷を原因としては起こりません。

【脊髄と馬尾神経】
脊髄の本管は第2腰椎あたりで終わります。
その下の部分では脊髄神経の根が束になっており、これを馬尾神経と呼びます。
従って、第2腰椎あたりから下の高位で後方へ突出する腰椎椎間板ヘルニアの場合、脊髄を圧迫するのではなく馬尾神経を圧迫する形になります。

 

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